一般論ですが大学生よりも社会人のほうが…

一般論ですが大学生よりも社会人のほうが留学の成果は出ます。それは切羽詰まり方が違うから。逆に言うと、強い意識を持って自分を追い詰めることができれば誰でも成果は得られる。大丈夫！

【解説】　社会人がフィリピンへの留学を検討する際に、もう自分は若くないから大学生のように留学の結果を出せないのではないかと不安に感じることがあります。若い時のようなパワーもないし、大学生の頃に比べると記憶力も衰えている。なので留学しても成果を出せないのではないかと心配になるわけです。

確かに社会人と大学生とを比べると大学生の方が若いですので、パワーもありますし記憶力も優れています。なので大学生の方が留学の成果を出せそうに思います。ところが、あくまでも一般論ですが、フィリピンに留学して成果を出すのはむしろ社会人の方なんです。

それはなぜか？　メンタルがまったく違うからです。フィリピン留学に対する思いが違うのです。

フィリピンに留学に来る社会人の多くは会社を辞めてフィリピンに来ます。会社を辞めてフィリピンに留学して英語を身に付け、それを武器に再就職する。そういうプランでフィリピンに留学に来ます。

そんな社会人にとって言えば、もしフィリピンで英語を身に付けることができなければ、英語を武器に再就職することができない。それはつまり、留学が終わったあとは自分の肩書が「無職」になるということです。

これはかなり大きなプレッシャーです。自分の肩書が無職になる。今までの人生でなかったことです。そうはなりたくない。何が何でもフィリピンで英語を身に付けて、絶対に今までより良い条件の職場に就職してやる。それが勉強への強いモチベーションとなります。

では大学生が社会人と同じようなプレッシャーを持てるかというとそれは無理です。大学生には帰る場所があります。フィリピン留学で失敗しても、留学前と何も変わらない帰る場所が日本にあるのです。社会人と同じようなプレッシャーを持つことはなかなか難しいです。

ですが逆に言うと、大学生でも社会人と同じような切迫感を持てればフィリピン留学で大きな成果を上げることができるということです。留学の成果が出るか出ないかを分けるのは、年齢でも記憶力でもなく、意欲と覚悟です。